にょんぺいブログ 体の中でガンバルめんえきーず!

めんえきーずと共に臨床検査技師の国家試験を乗り越え、めんえきーずを愛してやまない作者がついにめんえきーずのためにホームページを作った。主に免疫学や血液学、検査総論の寄生虫の分野などのイラストで説明できそうな分野を紹介しています。徐々にあつかう分野を増やしていくつもりです。

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春から要注意!〜熱中症〜

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5月なのにもう暑い日があって大変ですね!

今年は新型コロナウイルスの影響でマスクをしている方が多く見られますし

夏場にマスクをすると喉の乾きに気づくのが遅れるケースもあり、注意が必要です!

意識してこまめな水分補給を心がけて行きましょう。

 

では本題に入ります。

熱中症になりやすそうな場所>

・気温、湿度がどちらも高い

 湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体が冷えにくいです。

・風がない、直射日光に当たる

 風がないと同じく汗が蒸発しにくいです

 直射日光は言うまでもなく帽子や日傘を駆使して避けましょう!

・急に温度が上がった

 体が環境に適応できず、体調を崩すことが多いようです。季節の変わり目に要注意!

 

まずは熱中症にならないことが何よりも大切なので、予防第一!

熱中症になりやすそうな場所にやむおえず行く時は対策をしっかりする!

家の中でも室温、湿度をしっかりコントロール

どこにいても水分補給はこまめに!

 

でもどんなに気を付けていてもなってしまう時もあるし

もしかしたら近くの人が急に倒れるかもしれない

そんな時に冷静に対処すべく、知識もつけましょう!

上の漫画でも読んで頂いたとおり熱中症には段階があります。

 

熱中症の重症度>

・Ⅰ度:すぐに応急処置をすれば病院に行かなくても大丈夫な軽症

    大量に汗をかく、立ちくらみ、筋肉痛、こむら返り、すぐ目が覚める失神 など

・Ⅱ度:場合によっては救急車を呼んでもいい中等症

    頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、けいれん、皮膚温は冷たい など

・Ⅲ度:すぐにでも救急処置を施さないと危険、入院の必要がある重症

    意識障害、手足が思うように動かない、汗が止まる

    皮膚がかなり熱い、皮膚が砂漠のようにカサカサ など

 

熱中症の応急処置>

・涼しい環境に移し冷却する

 風通しがいい場所や扇風機の当たる場所、程よくクーラーの効いた部屋に移し、

 霧吹きで水をかけてあげたり、体温を下げるようにする。

  ※間違っても冷蔵庫のように寒いところへは放り込まない!

   熱中症は体温調節機能がおかしくなる病態なので

   暑くも寒くもない環境にしてあげるのが大切です。

・水分と塩分を補給する

 冷たすぎると内臓がびっくりするので、常温の水と塩でもいいですが

 どちらも同時に補える経口補水液やスポーツドリンクがおすすめです

  ※吐き気、嘔吐があり自力で飲めない場合や

   意識がなくて自力で飲めない場合は医療機関へ受診して下さい!

 

応急処置はしたけどもやっぱり調子が戻らない、家に帰ったら調子が悪くなった

と言う時も念のため医療機関を受診して下さいね

 

小さな子供やお年寄りは熱中症を起こしやすいですし

痩せている人より太っている人の方が起こしやすいです。

めんえきーずは体の中では頑張ってくれるけれども救急車は呼べません

自分の体は自分でメンテナンスして大切にしてあげましょう!

 

最後まで読んでくれてありがとうございました!